マスターデータとは
主に企業が構築するデータベースなどで共通に利用される”基本的な情報”のことです。データベースのテーブル(表)を指すことが多く、情報の種類に応じて「顧客マスタ」「製品マスタ」「社員マスタ」などと呼ばれます。
マスターデータ作成
トランザクションデータ(購入履歴等の記録)からマスターデータを作成し、正規表記に統一します。
作成例
顧客の購買状況を登録したデータから顧客マスター・商品マスター等を作成し、履歴データと分離したデータを作成する。
データ統合
1.複数の同一種類のデータ(例えば、顧客データ)を名寄せ・統合し一本化する
例)複数リストの取得情報からアタックリスト作成(統合データ/名寄せ・クレンジングで表記統一)
既存システムのデータとは別で管理し、別途情報を取得するごとに統合データと名寄せを行い、差分を追加していく
2.複数のシステムやデータベースに存在するデータをつなげて、ひとつに統合されたものとして扱えるようにする
例)各システムの顧客データを統合した顧客マスターデータを作成、同時に各システムに修正情報を反映するための変換テーブルを作成